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朝日新聞「拉致監禁は法的に問題」-物理的強制被害者4300人

朝日新聞拉致監禁は法的に問題」- 物理的強制被害者4300人

朝日新聞1984年5月14日号

朝日新聞1984年5月14日号「信仰切れずに鎖が切れた」高木正幸・朝日新聞編集員(当時)執筆

信仰きれず 鎖が切れた

信仰から切り離そうと、親が娘をクサリで柱につないだ。その20歳の娘は、だまして借りたツメ切りでようやくクサリをつけたまま、つながれていた山荘から逃げた。

信仰で、親から離れた世界に入り込み、それまでと全く人間が変わったように見える娘を、クサリにつないでも元の状態に戻したい、という親の気持ちは分かる。

だが、若い娘が20日間も、数十センチ程度しか動けぬクサリにつながれ、トイレは便器、フロにも入らなかったという話は、異様で、痛ましすぎる。同様なケースは、ほかにもあった。そう親たちに勧める“救済家”のいることも分かった。

しかし、いかに異質な宗教としても、信仰といった心の問題を、束縛や監禁で変えることが、出来るのか。

家庭の不安定化、親子の乖離(かいり)の深まり。混迷の心の時代を象徴する、重苦しい問題である。(高木 正幸編集委員

娘を20日間監禁したが・・・ 

娘は昨年、東京都内の大学に入学して間もなく、勧誘をうけて原理研究会のメンバーとなった。統一教会世界基督教統一神霊協会)の教義、統一原理の基盤に立つ学生組織である。娘は間もなく、父親が大手企業に勤める家を出て、ホーム(原研の合宿寮)での共同生活入りし、そこから大学に通学し出した。

家に帰らず 親いら立つ

親は、娘の変化に驚き、家を離れての生活に猛反対した。毎週のようにホームに行き、家に帰るよう説いた。ホームの責任者にも会い、説得を頼んだ。

しかし、娘と親の間には心のズレがあり、とくに信仰のことになると強く反発、家に帰ろうとしない。そして、正月にも家に帰って来ず、研修会に参加したことや、キャラバンで地方に出かけたりしていることを知って、親のいら立ちは極度に高まった。

信仰に一変する子どもと、それに混乱、ろうばいする親。ずっと以前からよくある話だが、多くの場合、信仰にとりつかれた子どもの頑固さに、親の努力は挫折し、その宗教組織への憎しみをつのらせる。

クサリにつながれた娘は、親との融和をはかれとする原研側の説得もあって、3月はじめ、一度家に帰った。だが、信仰をどうしても捨てないとする娘と、それに反対する親の口論の末、娘は再びホームに戻った。

2週間後、再びホームに迎えに行った親や知人との長い論争、原研側の説得もあって迎えの車に乗るが、自宅と違う遠い山荘に連れて来られたとたん、家族や親せき、父親の会社の部下など数人にベッドにおさえつけられ、柱に穴をあけて通してあったクサリで、両足首をしばりつけられた。

その部屋にはいつも家族がいて、部屋の入り口もだれかが見張りしている。その間、親や、親にクサリ監禁を示唆した“救済家”が、信仰をやめるよう迫るが、娘は拒む。一生監禁、精神病院への強制入院といった話も出たという。

親の説得拒み続ける

ツメ切りで鎖の輪切断

ベッドの上で数十センチ程度しか動けなかったという生活が約20日間つづいたある日、娘は家族をだましてツメ切りを借り、約1日かかってクサリの輪を切った。

足首に錠でつないだクサリをつけたまま、隣のベッドでうとうとしている家族のスキをみて、山荘を飛び出して、山道をかけおりて逃げた。「しばらくそっとしておいてほしい」という書き置きを両親に残した。

両親は「ほんとうにこわい信仰。変わってしまった娘を何とか元に取り戻そうと、ああするよりはなかった」という。そして、もう一度娘の所在を教えてほしいと原研側にも頼んだが、娘自身がそれを拒み、また監禁されてはと知人宅にひそみ、学校にも行っていないという。クサリ事件が、親からの離反をさらに深めたようにみえる。

原研や統一教会から離すため、親が子どもをクサリにつないで家から出さないようにしたという話は、ほかからも聞いた。窓をクギづけにし、外から部屋のカギをかけて監禁されていた娘が、ハサミで壁を破って逃げ出したという話もあった。

睡眠薬をうたれて精神病院に連れてゆかれ、入院させられたという例もある。

親たちがそういう行動に出る第1は、信仰による子どもの急激な変貌だろう。それまでの親子、家族関係が崩れ、手のうちにあった子どもが、自分たちの知らない世界へ入ってゆく。自分の子どもでなくなってしまったと思う不安、危惧である。

しかし、信仰するかしないかは、子ども自身の選択である。信仰の自由が保障されているいまの社会で、信仰するもしないも、本人の自由だ。

まして、この娘のような成人の場合は、なおさらそうだろう。その信仰の問題点を説き聞かせるのはいい。だが、それにクサリをもって臨むという、親の側の親子観、人間観も、正しいとは思えない。

孤独な若者 特異な宗教

この場合、親の多くがいう、原研、統一教会の特異さ、異質さも、確かに無視出来ない。

ホームなどの共同生活や宣教活動、教祖がめあわせる合同結婚式、教義としての反共産主義と連携組織としての国際勝共連合の存在。宗教はどれも、それを信じない人間の目には、奇異なところをもつものだが、統一原理と呼ぶ教義に基づく原研、統一教会の信仰様式は、他と比べて特異性が強い。

批判の第一は、どこで何をしているかかくす、合同結婚することなど親にもいわない場合があるなど、親、家族との変化である。そこから起こるトラブルの余りもの多さが、この宗教が社会的に問題視される一因である。

しかし、その信仰に入った学生や若者は、暴力や威迫でそうなったわけではない。

家庭問題の悩みなどから信仰に救いを求めて入った者もいるが、話を聞いた多くは、新しい生き方や自立、自分が心を開くことの出来る仲間を、その信仰に見いだして熱くなっていった、まじめで、孤独な若者たちのようであった。

若者の心理の土壌突け

突くべきは、そういう若者たちの心理の土壌だろう。たとえば、受験、成績第一の家庭や学校より、信仰に人生の価値観、充足感を見いだしている状況である。若者をとらえている異質な組織、宗教はほかにもふえている。

過激な左翼組織に入って家に帰らず、財産を組織に持ち出した学生について、親から相談をうけたこともある。日本だけでない。「より強い、絶対主義的で、高度にグループ指向で、厳格な規律をもつものに若者がひかれてゆく時代」と、あるアメリカの学者も書いている。

だが、異質な信仰のとりこになった者を、クサリといった強制的なやり方で、切り離すことが出来るか。これには原研、統一教会について批判、信者の救済活動をつづけている宗教家、宗教学者も否定的だった。

「心の世界に対するあるべき姿として言語道断のやり方。人間の魂や人格に対する蹂躙」

「理性を欠いた論外の強制」

物理的強制 法的に問題

最近、統一教会を離脱した元幹部が、こうもいった。「クサリや監禁などの物理的、強制的な力で信仰を変えることなど出来た例はなく、むしろ長い拘禁状態などは、精神、情操面で異常、痴ほう的な人間にしてゆく」

クサリでつなぐことを親に示唆した“救済家”は、睡眠薬を注射するなどして精神病院に強制入院させたとして、統一教会員3人から告訴され、現在係争中であった。「クサリは監禁のためでなく、静かに落ち着かせて話し合いの場をつくるため」と弁明する。

だが、「精神に異常を来したとか、自殺の恐れがあるといったことなら別だが、親の気に入らない宗教に入ったからといって、クサリや精神病院などの手をつかうのは行き過ぎた不法監禁で、親といえども許されない」(大野正男弁護士 *1993年、最高裁判事に就任)と、法的にも問題が指摘されている。

暗中模索の、心の時代といわれる。とくに若者が、いつ何にとらわれるか分からない、不安で、不確実な世の中なのだ。その対応に、いまの社会をつくった多くの親は惑乱するだけだろう。ただ、心の問題に立ち向かう“武器”は、辛抱強く、温かい心であっても、クサリなどでないことだけは、間違いない。

拉致監禁を報道したマスメディア

月刊『創』2000年3月号(2月7日発行)「強制改宗の実態」宗教ジャーナリスト室生忠

知られざる「強制改宗」の攻防(1)

統一教会鳥取教会をスタンガン、チェーンなどを持って襲撃した改宗屋グループと、その時に拉致された女性信者富澤裕子さんの状況をレポート

被害者の声 陳述書 「死にかかっているゴキブリ」と牧師が侮辱 富澤裕子|全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会

監禁者による侮辱発言「6月のナメクジ」「屋根裏のネズミ」「死にかかっているゴキブリ」

マスコミが一切報道しなかった件

今利理絵事件

被害者の声 陳述書 今利理絵|全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会

アントール美津子事件

被害者の声 陳述書 監禁を苦に自殺未遂 美津子・アントール|全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会

女性信者自殺の例/等

2000年4月号 知られざる「強制改宗」の攻防(2) 「強制説得」の担い手たち

エホバの証人信者が監禁された事例/教会の牧師が「強制説得」を請け負っているという状況/強制説得を指導するグループは3系統あり、相互に連携している/監禁でレイプ事件も起きている

aichinahn.hatenablog.com

精神病院への強制収容もある

手足をロープで縛り“座敷牢”に入れられる/等

2000年5月号 知られざる「強制改宗」の攻防(3) マインドコントロール理論を批判する

世界的な宗教社会学者として知られるアイリーン・バーカー博士と室生氏との対談/ディプログラミング(脱洗脳)と脱会カウンセリングの相違/「カルト」と「セクト」/欧米ではマインドコントロール理論は否定的きある/等

2000年6月号 知られざる「強制改宗」の攻防(4) 「拉致監禁」か「救出保護」か

ディプログラミングをめぐる4件の訴訟/裁判所(京都地裁)も親による拘束、棄教の強制は違法であると認めた

拉致監禁の違法性を認定した判決 - 川塵録

「救出」の名目で棄教を強制している/等

2000年7月号 知られざる「強制改宗」の攻防(5) ついに国会でも問題に

国会で桧田仁議員(自民党)が組織的拉致監禁集団について追及、警察庁長官(田中節夫)が答弁した

aichinahn.hatenablog.com

カルト警戒網(CAN)の活動とその崩壊に至る経緯

1984年、英政府は反カルト運動の要請による宗教法人格剥奪の主張を取下げ、イギリス統一教会に約6百万ドル(8.5億円)を支払い

在日米大使館を通して米国務省が調査を開始した

2000年8月号 知られざる「強制改宗」の攻防(6) 最終回 ディプログラミングを生み出す社会構造

鳥取事件での不起訴処分について/脱会の仕方と精神的後遺症/「反カルト」のカルト性/批判を拒否する閉鎖体質/教会側の意見、裁判等はほとんど報道されない/等2000年11月号 知られざる「強制改宗」の攻防 その後 「強制改宗“鳥取・監禁裁判”に判決が!」

鳥取地裁(一谷好文裁判長)は監禁をし女性信者の親と監禁を指導した牧師(高澤守)に対し損害賠償の支払を命じる判決を下した/鳥取事件では統一教会側弁護士が警察に「襲撃者を逮捕してほしい」と要請したにもかかわらず1年以上放置されたため、やむなく民事提訴したという経緯があった/マスメディアは沈黙し、報道しなかった/米国務省は日本の宗教者拉致監禁問題に言及した

国務省警告22年間で16回、家庭連合信者の拉致監禁言及

https://twitter.com/77Tatsu/status/1661558848598212608?t=QcBmWJN-uqvr86Zehr7FMg&s=19

2001年3月号 投稿 「『強制改宗』めぐる攻防」執筆の背景

室生氏の記述に対し、そのうち4箇所が名誉毀損に当たるとして元東北学院大教授浅見定雄氏が室生氏を提訴した。それに対して、むしろ名誉毀損を受けたのは自分のほうであるとの根拠を示して室生氏は反論。その経緯、またメディアの責任等について/なお、室生氏の投稿文の前に編集部による「『強制改宗』めぐる攻防」裁判と本誌の立場」という文章が載せられた。

2001年6月号 投稿 「エホバの証人説得牧師に違法判決」

エホバの証人信者が監禁され棄教を迫られた事件で、神戸地裁(近藤猛司裁判長)が原告信者に勝訴判決を下し、監禁を協力した牧師(草刈定雄牧師)の違法行為を認めた/等

2002年3月号 投稿 「名誉毀損裁判の判決になぜ控訴したか」

東京地裁民事部(高田健一裁判長)は浅見定雄氏が提起した訴訟につき、「創」誌と室生氏に対して損害賠償の支払を命じる判決を下し、室生氏に対しては謝罪広告の掲載を命じた/高田裁判長の判決内容には種々に深刻な問題があり、控訴した/室生氏の投稿の前に編集部による「『強制改宗』めぐる裁判で控訴した理由」が載せられている

www.tokyo-sports.co.jp

東スポWEB2014年1月30日 08:00「脱会強要し監禁…統一教会信者「勝訴判決」の今後」

雑誌Hanada

福田ますみに関する記事|Hanadaプラス

月刊Hanada2023年7月号 [雑誌]

月刊Hanada2023年9月号

月刊Hanada2023年6月号 [雑誌]

月刊Hanada2023年1月号 [雑誌]

月刊Hanada2023年4月号 [雑誌]

月刊『正論』

月刊正論 2023年 12月号 [雑誌]

産経ニュース

www.sankei.com

 

マスメディアの価値判断の誤りが、宮村峻氏のようなディプログラマーに「テレビや新聞はとりあげていない」と平然と抗弁する開き直しを許して、ディプログラミング犯罪を根絶するための大きな障害になっている。

脅迫棄教支援者の宮村峻氏からヒアリング 立憲民主党統一教会被害対策本部会合

公開抗議文「立憲民主党に問う ―目指すは宗教弾圧か?―」|ニュース|世界平和統一家庭連合

“現在の情報化社会にあって、マスメディアの動向は、世論喚起や“社会的な空気”の醸成にきわめて強い影響力をもっている。その偏向と独善によって、「統一教会=悪、統一教会に反対するすべての行為=善」という短絡的な構図が作りあげられ、いまでは統一教会を取り巻く社会全体の雰囲気が、冷静な「是々非々」の議論や「弁証法的対話」を不可能にする、極度に異常な嫌悪と偏見に包まれてしまっていることに気づくべきだろう。”とジャーナリスト室生忠氏が警鐘を鳴らしていた。

youtu.be

2022年7月7日、何者かが教団の奈良教会に発砲した。後日容疑者は逮捕された。

youtu.be

鈴木エイト氏と山上容疑者の【笑ってはいけない】数奇な関係! - YouTube

しかも、

・伯父は

https://twitter.com/Marinko318/status/1606582106276401152?t=g3CN3t-7ARFzJDU7o27sWA&s=19

・父親は

山上東一郎弁護士(大阪)懲戒処分の要旨 2003年6月号 – 弁護士自治を考える会

そして、2022年7月7日、世界史的な大事件が起こった。

これまで統一教会拉致監禁事件が警察に黙認されてきた。すなわち、捜査しないということである。

これまで拉致監禁の被害者数は4,300人だ。

ジャーナリスト室生忠氏の抜粋だ。

有識者の声 | 後藤徹氏に対する拉致監禁事件についての意見書(室生忠)|全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会

鳥取教会事件で警察官がとった対応を見てもわかるとおり、刑法に触れる犯罪行為がなされたにもかかわらず、被害者からの告訴状を受けた日本の警察は、拉致監禁事件の犯人を逮捕、立件したがらない。

鳥取教会事件

被害者の声 陳述書 「死にかかっているゴキブリ」と牧師が侮辱 富澤裕子|全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会

事実、現在まで相当な数の告訴状が警察に提出されているにもかかわらず、逮捕された加害者は一人として存在しない。

鳥取教会事件でいえば、鳥取警察署が被害者女性からの告訴状を受理し、関係者から急遽事情聴取を始めたのは、国会における桧田議員の質問の直後からだったが、やはり逮捕者はゼロに終わった。

また、12年5カ月以上にわたる監禁をうけた統一教会信者、後藤徹氏のケースでも、所轄の荻窪警察署は家族、民間ディプログラマー、牧師らに対する刑事告訴(逮捕・監禁罪、逮捕・監禁致傷罪、強要未遂罪などの容疑)をうけながら、逮捕者はゼロだった。

検察庁による起訴もゼロ

検察の偏向的な風潮はさらに露骨だ。鳥取警察署から鳥取地検書類送検された、被害者の父親ら実行犯5人の逮捕を求める統一教会側の弁護士に対して、鳥取地検の担当検事は「こんな者(被害者女性の家族)は絶対に逮捕しない」と言い切っている。

しかも、容疑者らが犯行を認めているにもかかわらず鳥取地検の処理は何年たっても遅々として進まず、問題が国会で取り上げられた直後から急進した結果は、実行犯5人の不起訴(起訴猶予)処分だった。

検察段階で犯行の違法性は認められたとはいえ、その経緯といい、不起訴という処分内容といい、鳥取地検の事件の扱いの公平性には、多大の疑問を感じざるをえない。

前記の12年5カ月以上にもわたる監禁をうけた後藤徹氏のケースでも、荻窪警察署の捜査は遅々として進まず、2009年2月になってようやく東京地検書類送検されたが、東京地検の出した結論は、これもまた不起訴処分(嫌疑不十分)で、監禁実行者らの違法性すら認めなかった。

相当な数の刑事告訴による逮捕者件数はゼロ。辛うじてなされた書類送検において、検察による起訴件数もゼロ。これが日本におけるディプログラミング犯罪に対処する警察、検察の真の姿である。

これは統一教会という一宗教団体についての問題ではない。マイノリティーの権利擁護という要素もさることながら、民主主義社会における信教の自由の確立という、より根源的、普遍的な命題を含んでいる。

日本が民主主義国家、法治国家として成熟するためにも、国家主権の恣意的な判断や思惑によって、拉致監禁事件の責任の所在がもみ消されることを防がなければならない。そして、真の民意によって公正に扱われることこそが現在、切実に望まれる。

民主主義社会における信教の自由の確立という、より根源的、普遍的な命題を含んでいる。日本が民主主義国家、法治国家として成熟するためにも、国家主権の恣意的な判断や思惑によって、拉致監禁事件の責任の所在がもみ消されることを防がなければならない。

統一教会 18の人権侵害

1.メディアで報道された写真の中に写っていたため、会社をやめさせられた。

2.教会関連の大学を出た人が内定を取り消された。

3.社会科の授業で、家庭連合の批判を教師にされて、子どもがストレスをためて学校に行けなくなった。

4.テストで回答が家庭連合を誹謗する結論になるような問題が出た。

5.メディアの報道によって、過度のストレスを受けた青年が自殺。

6.夫から教会をやめるか、離婚するかと迫られ、実際に離婚した人がいる。警察に飛び込んで命を助けられた人もいる。

7.所持品を親族から処分された話もたくさんある。

8.家庭連合の職員は、マンションの契約を打ち切られて、新しいマンションも家庭連合の名前では探せなくて困惑している。

9.病院で保険証に家庭連合と書かれているのを見て、受診を断られた。

10.教会や信徒が経営する企業の不動産契約を断られた。

11.公共施設は全国津々浦々で使用が断られたケースがたくさんある。

12.銀行取引が止められた。

13.式典の花や仕出し弁当の購入を断られた。

14.有名ブランドの自動車がわが教団に販売するのを禁止し、各支店で車を買うことができなくなっている。

15.教会施設に落書きをされた。

16.礼拝時間に街宣車がやって来て集会がつぶされた。

17.嫌がらせ、殺害予告は2万件を超えた。刃物や不審物が送られたりしている。

18.花壇づくりの運動をしてきた子どもたちが、突然、家庭連合という理由で、行政から打ち切られ、植えた花を持って帰れと言われた。 

筆者より

2022年7月7日、教団の奈良教会を発砲した容疑者が逮捕された。

筆者は法律の専門家ではない。ただ事実として教団職員の刑事事件は過去に1件もない。一方で、渋谷にある教団の本部教会では過去に銃弾の発砲事件があった。

しかし、これまで拉致監禁の加害者、銃の発砲者が逮捕されたのだろうか?

拉致監禁被害者は、信者の前に日本国民だ。

その日本国民が脅迫棄教であれ、信仰を捨てなかったにせよ心身の後遺症に悩まされている。

その日本国民に対して、教団に発砲した容疑者が同情どころか、映画まで制作放映され英雄視されている。

我が神国日本国民として、これは宗教以前の問題だ。

そして、この問題は信教の自由と人権について国史(日本史)の教科書にのこる。

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