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米子市長『日本ではすべての人々に信教の自由が保障』旧統一教会との関係 記者会見で @Igi_Takashi

令和4年(2022年)8月19日(金曜日)、鳥取県米子市 伊木隆司市長の市長定例記者会見で『旧統一教会との関係』についての質疑がされた。

以下、全文

伊木市長に質問させていただきます。旧統一教会の関係です。

全国で、旧統一教会と政治家、あるいは首長、さらには自治体とのこれまでの関係が明らかになってきています。米子市長として、これまでに旧統一教会とご関係があったのかどうか、また自治体として、米子市がこれまでに旧統一教会と関係があったのかどうか、それぞれあったとすれば、どういうような関係だったのか、ということを伺います。

市長:
統一教会、世界平和統一家庭連合についてのご質問でございますが、私自身が何か接点があったかというところから、まずお答えいたします。米子家庭教会という団体が米子市内にございます。先方主催だと思いますが、その団体の施設において開催された集会に、過去2回来賓として出席をしたことがございます。これは公務ではなくて、政務として出席をいたしました。2019年の3月と、2020年の12月の2回出席をし、そこで簡単な市政報告も含めたスピーチをいたしました。
そのほか、私自身の活動に関して政治資金の提供は受けておりません。また、選挙の応援につきましても、私の後援会で手伝い等をしてもらったことはございません。

それから、市役所との関係ですが、私が先方に公務として出かけたことはございません。また、例えば寄附を受けるといったことや、それに類することについても、調べられる範囲で調べておりますが、ないと確認をしております。

記者:
先方の集会に過去2回、政務で出席ということでしたけれども、どういうきっかけで出席することになったのか、どういう趣旨でお話しになったのか、その結果、どういう方との関係の深まりがあったのかお伺いします。

市長:
きっかけは、知人の紹介でありまして、ぜひ出席してほしいという依頼を受け、出席の判断をしたところでございます。
話の趣旨についてですが、通常の挨拶に加えて、そんなに長くはなかったと存じますが、簡単な市政報告、市で行なっている最近のトピックス的な話をいたしました。何を話したかまでは覚えておりません。

何か関係の深まりがあったかという質問ですが、それ以後、特に何もございませんでしたので、ないと認識をしております。

記者:
2019年3月、そして2020年の12月の集会はどういった趣旨だったのでしょうか。

市長:
先方主催であることは間違いありませんが、集会の趣旨については、正直分かりません。定例的に集まっておられるところに出席したのか、そうでないのかは不明です。少なくとも宗教行事の合間に出たということではなく、集まっておられるところに出席をした形です。それがもしかしたら宗教行事の後だったかもしれませんし、前後関係も含めて分からないところでございます。

あくまで知人からの紹介で、出席してほしいという依頼を受けて、出席する判断をいたしました。

記者:
安倍元首相の銃撃の絡みで旧統一教会がクローズアップされていますが、当時、伊木市長が団体について、どのような認識のもとで出席するというご判断をされたのか伺います。

市長:
名称が変わっている、つまり旧という言い方がされていますが、統一教会が、過去、何らかの新聞沙汰になるような話があったという記憶はあります。

まず世界平和統一家庭連合と名前が変わっていることを認識したのは、市長になってから出席を打診されたときでございまして、私の中で、過去のトラブルはともかく、再出発していらっしゃるのかな、という印象で出席をしたと記憶しております。

記者:
政務で出席され、市政報告されたということですが、例えば選挙ですとか、今後の政治的な支援であるとか、そういったところは意図としてなかったのでしょうか。

市長:
基本的に来賓出席でありますので、市政報告は一部交えましたけれども、簡単なスピーチにとどめております。そこから、さらに深い関係をとか、そういった意図を持って出席したということではございません。

記者:
今回は知人等の紹介で出席されたということですが、今後、伊木市長としては、この団体とどのような関係をお考えかお聞かせください。

市長:
まず、取り沙汰されております過去の悪質な商法につきましては、基本的には、司法の場、いわゆる消費者契約法で適切に処理すべきものだと存じます。司法の手続きに至らないまでも、何かトラブルめいたことがあってお困りであれば、米子市役所の中に消費者相談室を設けておりますので、しっかりと消費者相談を承っていきたいと考えております。

また、市長という立場には、政治家の立場もあれば、もう一つ、行政機関のトップという立場がございます。これは議員の方とは少し異なると思います。議員の方は、いろいろな背景、いろんな支援団体の支持のもと、それぞれ議席を獲得される立場であろうと認識しております。首長の場合は、行政機関のトップですから、消費者相談を含めたさまざまな相談業務や市役所内の手続きなども、行政機関のトップの立場で実施しなければなりせん。また、相手方の思想信条や過去の犯罪歴などに関係なく対応しなければならない立場にもありますので、適切に対応していきたいと思っております。政務の場合は、今後の教団のあり方や向かう方針といったものに問題がなく、例えば今、問題とされてることについて、適切に教団側が対応し、将来に向かっていくということであれば、その時点において関係を考えたいと思っております。

記者:
そうしますと2019年と2020年の集会への出席について、ご自身の取った対応については問題ないと考えていらっしゃるということでよろしいでしょうか。

また、今後についてですが、もし政務や公務で先方から何らかの集会の参加などを求められた場合は、今のところ拒否すると決めていないということでしょうか。

市長:
まず、過去の出席につきましては、当時の状況からして、問題はないと認識をして出席しております。
今後の話についてですが、決して平和統一家庭連合に限らず、どんな団体であろうと、いろいろお付き合いしております。それは先ほど申し上げたように、市長という立場である以上、私を支持する・支援するということとは関係なく、市民であれば基本的に等しく接するというのが私のスタンスです。相手方の思想信条的な背景は関係なく、必要であれば何らかの接点は持ち得るだろうと思っております。もちろんこちらから積極的に何か支援をお願いしたりとか、そういったことはございません。

記者:
ただ今回、この団体が抱えてきた問題は次々と明らかになっております。市長としてはどういうふうに思ってらっしゃるのでしょうか。この団体との今後の関係についてはどう考えてらっしゃるのでしょうか。

市長:
過去のさまざまなトラブルや、場合によっては法的な問題については、消費者契約法など法規、法律に基づいて適切に処分や処理がされるべき問題だと認識をしております。そして、現在において、もし何かトラブルがあり、関係者の方が困っているというようなことがありましたら、市役所に消費者相談室を設置しておりますので、しっかりと相談に乗りたいと思っております。

本日の報道で拝見しましたが、法務大臣が相談強化月間を図るというような話もありました。我々市役所としても、そうした趣旨を鑑みて、こうした消費者相談については適切に対応していきたいと思っております。
また、重ねてにはなりますが、私のほうから、この教団に対して何か働きかけをするといったことはございません。

記者:
米子家庭教会というのは、世界家庭連合の下部組織ということですか。

市長:
支社か支店とかそういった位置づけなんでしょうか、地域支部といいましょうか、そういった関係は分かりません。

記者:
統一教会の組織であることは認識していらっしゃった上で出席したということですね。

市長:
そうですね。

記者:
改めて、同じような質問なんですけど、今後の関係性について、今後は例えば適切に関係性を考えていくとか、あるいは関係を絶つとか、そういったことについてはどのように考えてますか。

市長:
まず、問題となっていることについては、法的に適切にそれぞれ処理されるべき問題だと思います。一部報道では、反社「的」とか反社会「的」といったような、「的」という言葉をつける表現がされています。私たちからすると、外見的に分からなければ、それは未然の防止といったさまざまな対応が取れないわけです。

例えば、反社会的組織の構成員であるかどうかは、警察に照会を行なうことで把握することが可能です。その回答をもって、この人たちとは付き合ってはいけないと分かるわけです。しかしながら現時点において、世界平和統一家庭連合は、そういった認定を受けた団体ではありません。まずこういった問題点については、もっと明確にしていただきたいと思います。警察なりが、反社会的組織なら反社会的組織、そうでないならそうでない、まずそこを明らかにするような動きが必要ではないかと考えます。認定を受けていない段階においては反社会的組織ではないと、私はそういう判断をします。

その上で、今何かトラブルを抱えているということがあるのであれば、市役所に消費相談窓口を設置しておりますので、そちらにぜひご相談をいただきたいと思っております。それがまず私たちが果たす義務の一つだと認識しております。

今後の関係についてですが、先ほど申し上げたように、私の立場は首長でありまして、議員ではありません。したがいまして、どういう方と関係を持つかは、その相手の思想信条によって分け隔てるということは、基本的にないと考えております。市民の方であれば市民の方として等しく接する、これが私の政治姿勢でもあります。例えその方が私の支援者でなかったとしても、何か私に必要があり、会いたいということであれば、こうした考え方のもと、お会いすることは今後もあり得るだろうと思っております。

記者:
例えば今後、会合があって、出席要請が来た場合はどうされますか。

市長:
それは、出席要請が来たところで考えたいと思います。

記者:
全国で旧統一教会の関連団体が主催するイベントである「ピースロード」について報道されています。世界平和を掲げ自転車で各地をまわるイベントですが、岡山県内の自治体で後援や支援がされていたことが分かっています。市でそういったことに関わったとか、そういうことはあるのでしょうか。

市長:
「ピースロード」というイベントについては、初めて聞きました。ないと考えております。

記者:
過去2回出席をされたのは、集会に参加したということなんでしょうか。

市長:
はい、先方主催の集会だったと認識をしております。ただ、先ほどお答えしましたように、その集会の性格というものは、正直分からないところでございます。それは知人の紹介で出席しようという判断をしたためです。

記者:
いずれも米子市内での集会だったということでしょうか。

市長:
はい、そのとおりです。

記者:
米子家庭教会というのは、いわゆる旧統一教会の関連団体だということでいいんでしょうか。

市長:
関連団体ではなく、そのものではないのでしょうか。詳細は私に聞かれてもお答えできかねますが、私としては、世界平和統一家庭連合の支部的な存在という認識でおりました。

市長定例記者会見(令和4年8月19日)/米子市ホームページ

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